台北とその近郊

台北とその近郊

中山堂:旧台北公会堂、日本統治時代の隆盛と終焉を見た公共建築物

故事・story 1936年(昭和11年)に完成した、日本統治時代の代表的な公共施設建築物。 昭和天皇の即位を記念して発案され、4年の歳月をかけ完成した。鉄筋コンクリート造りの4階建てで、大小のホールとレストラン、娯...
台北とその近郊

中山18/森林公園の鳥居:中山区にある、リノベーションされた日本家屋と、公園に残る2つの鳥居

故事・story 現在の中山區、中山エリアは日本統治時代には「大正町」と呼ばれ、日本人官僚などが住む、100坪前後の庭付きの戸建て住宅が連なる高級住宅街だった。開発に携わったのは「木村泰治」 「木村泰治(きむらたいじ)」は、秋田県大...
台北とその近郊

MOCA Taipei 台北当代芸術館:現代アートの美術館になった、旧建成国民学校

故事・story 1919年に現地に住む日本人むけの小学校「詔安尋常小学校」として建てられ、1941年に「建成国民学校」となったもの。 終戦後、台北市政府はこれを接収し、小学校は廃し、「台北市庁舎」として使うこととなった...
台北とその近郊

華山1914創意文化園区:リノベーションされ生まれ変わった、旧台湾総督府専売局の清酒工場

故事・story 日本統治時代に清酒工場として造られたもの。1914年に日本の「芳醸社」が清酒を生産するために建てられた工場で「日本芳釀株式會社」と呼ばれていたが、のちに日本政府が専売制を取り入れ買収し、「台灣總督府專賣局...
台北とその近郊

菁桐(ジントン)駅:日本統治時代に建てられ、今も現役の木造駅舎は、平渓線の終着駅

故事・story 観光で人気のローカル鉄道線、「平渓線」。 平渓線は元々は、日本統治時代において屈指の炭田といわれた菁桐坑の炭鉱開発のため、台陽鉱業が敷設した専用鉄道線。 1929年(昭和4年)台湾総督府に買収され、台湾総督府鉄道の平...
台北とその近郊

二條通・緑島小夜曲:人気のカフェになった、日本統治時代の木造家屋

故事・story 大正14年(1925年)、日本人写真家「佐々木八二郎」さんが建てたと言われる個人の日本家屋。戦後は警察関係の官舎として利用された。2009年、建築家「鐘永男」さんが買い取りリノベーションし、一階をカフェ、二階は建築設計事...
台北とその近郊

中華民国総統府:ルネサンス様式の壮麗なレンガ建築は、かつて台湾における日本の官庁、台湾総督府

故事・story 日本統治時代の代表的建造物。台湾を統治するために日本が設置した「台湾総督府」、現在の「中華民国総統府」。赤レンガと白い花崗岩で造られた、ルネッサンス様式の風格ある建築物。 当時、基本設計は、日本初のコンペが行わ...
台北とその近郊

西門紅楼:人気エリア西門のランドマーク、旧公営市場

故事・story 元は、日本統治時代の1908年に、台湾で初めて建設された公設市場で、冷蔵施設を備えた、当時としては画期的な建物だった。 日本人建築家の「近藤十郎」が設計。赤レンガ造りの洋館で、入り口は「八卦造形」を取り入れた「八角...
台北とその近郊

青田七六(古民家カフェレストラン):日本人大学教授が台湾に建てた、西洋式と日本式の折衷家屋

青田七六
台北とその近郊

瀧乃湯:日本統治時代に建てられた公衆温泉浴場・台北市内から30分、効能は免疫力の増強に効果ありの最高泉質

故事・story 日本統治時代の1907年(明治40年)前後に建てられたと言われている、当時の面影がそのまま残る、「北投温泉」で最も古い公衆浴場。当時は日本軍人の療養目的で作られた。 そして、1923年 (大正12年)の昭和天皇 (当時...
タイトルとURLをコピーしました