二條通・緑島小夜曲：人気のカフェになった、日本統治時代の木造家屋

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現在・now
我的特別・my special
結尾・ending
訪問・access

故事・story

大正14年（1925年）、日本人写真家「佐々木八二郎」さんが建てたと言われる個人の日本家屋。戦後は警察関係の官舎として利用された。2009年、建築家「鐘永男」さんが買い取りリノベーションし、一階をカフェ、二階は建築設計事務所として利用されている。

現在・now

内装はリノベーションされていますが、日本建築の基本構造は残され、木造家屋の味わいの残る、雰囲気のあるカフェに生まれ変っています。
店名である「二條通・緑島小夜曲（アーティオトンリーダォウシァウユェチー）」の二條通は戦前のこのあたりの呼び名「林森日本人街二條通り」から、「緑島小夜曲」は台湾の懐メロの曲名だそうです。

昼夜ともに、店内はお客さんがいっぱいです。

人気なのはエスプレッソやパニーニだそうです。

夜、通りから見ても、店内からもれる柔らかい照明で目立ちます。

我的特別・my special

入り口ドアを入ってすぐ左手、通りに面したカウンターの席が個人的にお薦めです。

結尾・ending

「二條通・緑島小夜曲」のある林森北路一帯は、終戦まで「大正町」と呼ばれる、日本人が暮らす高級住宅街だったとのことで、今でも日本統治時代の建築物や家屋がいくつも残っています。
ここはその一つですが、現在は地元、台湾の人たちに大人気のカフェになっています。そして、日本人のとってはどこか懐かしさと、お洒落で落ち着いた雰囲気を楽しめるお店になっています。もちろん、ドリンク、食事ともにとても美味しかったです。